そもそも排卵・排卵期とは?体の中で起きていること

排卵とは、卵巣で卵胞(卵子を包む袋)が成長し、成熟した卵子が卵巣の外へ放出される現象です。まずは卵胞刺激ホルモン(FSH・卵胞を育てるホルモン)の働きで卵胞が成長し、卵胞ホルモン(エストロゲン)が増えます。その後、黄体化ホルモン(LH・排卵を促すホルモン)が多く分泌されることで卵胞が破れ、卵子が飛び出します。
排卵日(排卵期)に現れる主な症状・体の変化

おりものの変化
排卵が近づくと、おりものの量が増え、生卵の白身のように透明でよく伸びる状態になることがあります。量や状態には個人差があり、ほとんど気にならない人もいます。
排卵痛(下腹部の痛み)
排卵期には、下腹部に痛みを感じることがあります。卵子が放出される際に卵胞が破れ、卵胞液や血液が流れ出ることで起こるとされています。
少量の出血
排卵期に少量の出血が見られることがあり、これを「排卵出血」といいます。エストロゲンの一時的な減少により、子宮内膜の一部がはがれ落ちることで起こります。
倦怠感・だるさ
体がだるい、しんどいと感じることがあります。これは、排卵に伴うホルモンバランスの変化によるものです。無理をせず、体をいたわって過ごしましょう。
イライラ・気分の変化
ホルモンバランスの変化によって、イライラしたり、怒りっぽくなったりすることがあります。気分の変化には個人差があります。
便秘
排卵後、黄体期に便秘になる人もいます。黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響で腸の働きが鈍くなることが原因とされ、水分補給や軽い運動を心がけることが大切です。
吐き気
排卵期に吐き気を感じることがあります。エストロゲンやプロゲステロンが変動する影響で、胃腸の働きが活発になることが原因とされています。
排卵日を特定する方法
基礎体温を測る
基礎体温は、目覚めたら起き上がる前に、できるだけ同じ時間帯に婦人体温計で測ります。低温期から高温期へ移る時期に排卵が起こるとされ、体温が上がり始める前後が排卵の目安と考えられています。

おりもの(頸管粘液)の状態を観察する
排卵が近づくと、おりものは生卵の白身のように透明で、10cmくらい伸びるようになります。これが排卵間近のサインです。排卵日頃は量が多く、月経前に減るため、おりものの伸びや量を観察することが、排卵時期を知る目安になります。
排卵日予測検査薬を使う
排卵日予測検査薬は、排卵日を予測する方法の一つです。尿中の黄体化ホルモン(LH)を測定し、月経開始予定日の約17日前から1日1~2回チェックします。基礎体温の記録とあわせて活用すると精度が高まります。
排卵日の症状がつらいときの対処法

排卵日の症状がつらいときは、無理をせず体を休めることが大切です。入浴や軽いストレッチで血流を促し、だるさや不快感の軽減を目指しましょう。便秘ぎみの場合は、水分をしっかりとり、軽い運動やストレッチを取り入れるほか、食物繊維や乳酸菌を意識して摂取することもおすすめです。また、好きな音楽を聴いたり、友人と話したりしてストレスをためないよう心がけましょう。症状が強い場合は医療機関を受診してください。
排卵日と妊娠しやすい時期の関係

妊娠を希望している場合、排卵日を意識する人は多いでしょう。妊娠しやすいのは排卵日当日だけではありません。精子は女性の体内で約5日生存し、卵子が受精できる時間は約1日です。そのため、妊娠しやすい時期は排卵日の数日前から当日にかけてとされています。基礎体温やおりものの変化を観察して排卵のタイミングを把握することは、妊活や日頃の体調管理にも役立ちます。
こんなときは医療機関へ相談を

排卵期の症状には個人差があり、軽い排卵痛や少量の排卵出血は心配のないこともあります。ただし、動けないほどの強い痛みや症状が長く続く場合や、日常生活に支障があるような場合には、婦人科を受診しましょう。少量の排卵出血は病気ではありませんが、気になる症状があるのであれば、早めに相談すると安心です。
排卵日の症状に関するよくある質問

基礎体温だけで排卵日はわかる?
基礎体温だけでは排卵日を特定できないため、おりものの状態や排卵日予測検査薬もあわせて活用しましょう。
排卵痛は病気ですか?
軽い排卵痛は心配ないことが多いですが、動くのがつらいほど強い痛みがある場合は、婦人科を受診しましょう。
排卵出血が心配です
少量の排卵出血は心配ないことがほとんどです。気になる場合は、婦人科へ相談しましょう。
妊活・女性の体調管理サポートならRizMo
RizMoは、リズムモニターをつけて眠るだけで、就寝中の衣服内温度から低温期と高温期の変化を自動で計測し、日々のリズムを可視化。無理なく簡単に続けられ、妊活中の女性の体調管理をサポートします。
あなたに合った使い方を
見つけませんか?
RizMoは、女性のライフステージに合わせた使い方ができます。
まとめ
排卵期には、おりものの変化や、排卵痛などのさまざまな症状が現れることがあります。基礎体温やおりものを観察し、排卵日予測検査薬を活用して排卵のタイミングを把握することは、妊活や日頃の体調管理に役立ちます。
