妊娠が成立するまでの流れ

①排卵
卵巣から成熟した卵子が飛び出し、卵管へ取り込まれます。排卵後の卵子の寿命は約1日といわれます。
②射精
腟内に射精された精子は、卵子をめがけて子宮から卵管へ進みます。ただし、卵管にたどり着ける精子はほんのわずか。
③受精
卵管で卵子と精子が出合い、結合して受精卵が誕生。細胞分裂を繰り返しながら子宮へ移動していきます。
④着床
子宮にたどり着いた受精卵が子宮内膜に根を張ることを着床といいます。受精卵が順調に成長すると妊娠反応が確認できます。

関連リンク:妊娠しやすい時期、タイミング法とは
性行為から妊娠成立まで何日かかる?
性交渉後、受精すると受精卵は約3〜6日かけて子宮へ移動します。受精後6〜12日(多くは8~10日)頃に子宮内膜へ着床すると妊娠成立。そのため、性交渉から約2週間後が妊娠成立の目安です。
妊娠する確率と妊娠しやすい時期
妊娠しやすいのは排卵1〜2日前の性交渉。この期間の妊娠確率は30%前後というデータもありますが、年齢が上がると妊娠率は低下します。妊娠を目指すのであれば、排卵日を把握することが大切です。

関連リンク:希望の子どもの数から考える妊活開始時期
妊娠しやすい時期における妊娠確率は◯%
妊娠を希望する健康な男女が妊娠しやすい排卵の時期に合わせて性交渉を行った場合、妊娠に至る確率は30%前後というデータもあります。
妊娠したかな?と思ったら
妊娠の成立後にはさまざまな症状が現れます。ただし、個人差も大きいので妊娠の確定には医療機関を受診しましょう。
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症状 |
少量の出血(着床出血) |
高温期が続く(熱っぽい) |
眠気・だるさ |
吐き気・胃の不快感 |
胸の張り・痛み |
においに敏感になる |
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現れやすい時期 |
性交渉後6〜10日頃 |
生理予定日頃 |
着床後〜生理予定日前後 |
生理予定日頃〜妊娠初期 |
着床後〜生理予定日前後 |
生理予定日頃〜妊娠初期 |
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目安 |
少量の出血がおりものに混じることもあります |
基礎体温の高い状態が通常より長く続きます |
ホルモン変化により眠気や疲れを感じやすい場合があります |
つわりの症状として現れる人もいます |
ホルモンの影響で胸の変化を感じることがあります |
普段なら気にならないにおいを強く感じる場合があります |
妊娠検査薬に関して
妊娠検査薬を使用する時期の目安は生理予定日の1週間後(妊娠5週頃)くらい。陽性の場合は早めに産婦人科を受診し、胎嚢や心拍の確認を行いましょう。
妊娠がわかったら|初期にやること

妊娠期間の数え方
妊娠期間は、最後の生理が始まった日を0週0日として数え、出産予定日や成長の目安を確認します。
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月 |
週 |
日 |
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(最後の生理開始日) |
0週 |
0日 |
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妊娠1ヶ月 |
0週 |
0日 |
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0週 |
0~6日 |
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1週 |
0~6日 |
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2週 |
0~6日 |
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3週 |
0~6日 |
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妊娠2ヶ月 |
4週 |
0~6日 |
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5週 |
0~6日 |
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6週 |
0~6日 |
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7週 |
0~6日 |
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妊娠3ヶ月 |
8週 |
0~6日 |
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… |
… |
母子手帳
母子手帳は、妊娠から出産、子どもの成長や健康管理までを記録する大切な手帳です。自治体へ妊娠届を提出すると交付されます。
マタニティマーク
妊婦であることを示し、周囲が配慮しやすい環境づくりにつなげるためのものです。母子手帳と一緒に交付されるケースも。
妊娠中の体の変化|初期・中期・後期(安定期はいつから)

妊娠期間は初期・中期・後期に分かれ、時期ごとに体調や体の変化が異なります。流産のリスクも低下し、体調が安定しやすい安定期は妊娠5〜7ヶ月(16〜27週)頃を指します。
妊娠初期(〜13週):つわり・体調の変化
妊娠2〜4ヶ月(〜13週)の妊娠初期は、受精卵が成長し胎盤がつくられる時期。つわりや眠気、吐き気などが起こりやすく、妊娠4ヶ月(12〜15週)頃には症状が落ち着く人もいます。
妊娠中期(14〜27週):安定期
妊娠5~7ヶ月(14〜27週)は、一般に「安定期」と呼ばれる時期。体調が安定する人が増え、胎動を感じ始める人もいます。
妊娠後期(28週〜):出産準備
妊娠8ヶ月~10ヶ月(28週〜)は、お腹が大きくなり腰痛や息切れ、頻尿などの不調が増える時期。出産に向けて体が準備を始め、胎動の変化も感じられます。
妊娠中のお腹のふくらみ・体型の変化
妊娠初期は見た目の変化が少ないものの、中期以降はお腹が徐々に大きくなり、後期には体つきも大きく変わります。
妊娠初期:外見上の変化はほとんどない
妊娠初期は胎児や子宮がまだ小さく、お腹のふくらみは目立ちにくい時期。見た目の変化よりも、つわりなど体調の変化を感じる人が多くいます。
妊娠中期:お腹のふくらみが目立つように
妊娠中期は胎児の成長に伴い、お腹のふくらみが目立ちはじめます。乳腺の発達で乳房も変化し、全体的に丸みのある体つきになってきます。
妊娠後期:お腹が大きくせり出し負担も大きくなる
妊娠後期はお腹がさらに大きくなり、姿勢や動きにも変化が現れる時期です。胃や膀胱が圧迫され、胃もたれや頻尿などの不調も起こりやすくなります。
妊婦健診について

妊婦健診は、母体と赤ちゃんの健康状態を確認し、安心して出産を迎えるために行います。妊娠初期は4週間ごと、中期は2週間ごと、後期は週1回を目安に、週数にあわせた問診・診察、尿検査、超音波検査などが行われます。
妊娠中に起こりやすいトラブル

妊娠中は、ホルモンや体の変化により貧血、むくみのほか、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群などのトラブルが起こることがあります。赤ちゃんの成長にも影響を与える可能性もあるので、気になる症状は医師に相談しましょう。
出産後の体はどう変化する?
産後の体は、出産による変化からすぐに回復するわけではありません。ホルモンや体調の変化を受けながら、少しずつ元の状態へ戻っていきます。
出産後:約6週間かけて子宮が元の大きさに戻る
出産後の子宮は、約4~6週間かけて少しずつ元の大きさへ戻ります。その間、子宮が収縮する痛み(後陣痛)や悪露(おろ)がみられることがあります。
生理が再開する目安は授乳を終えてから数ヶ月後
妊娠すると止まる生理ですが、産後の再開時期には個人差があります。授乳中はホルモンの影響で生理が再開しにくく、授乳を終えてから数ヶ月後に戻ることが多いです。
妊娠を望まない場合に知っておきたい「避妊」の基礎知識

妊娠のタイミングを考えるうえで、避妊は大切な選択肢の一つです。正しい知識を持ち、自分とパートナーに合った方法を選びましょう。
主な避妊法とその特徴
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避妊法 |
経口避妊薬 「低用量ピル」 |
コンドーム |
IUD(子宮内避妊具) |
IUS(黄体ホルモン放出子宮内システム) |
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特徴 |
薬で女性ホルモンの働きで排卵を抑えることで妊娠を防ぐ方法。女性が主体的に選択できる |
精子が腟内に入るのを防ぐ方法。性感染症予防にも有効 |
子宮内に器具を装着し、受精や着床を防ぐ方法 |
子宮内でホルモンを放出し、妊娠を防ぐ方法 |
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使い方 |
毎日決まった時間に服用 |
性交時に男性が装着する |
医療機関で子宮内に装着。5年間有効とされる |
医療機関で子宮内に挿入。定期的な確認を行う |
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確実性の目安 |
正しく使用すれば高い避妊効果が期待できる |
正しく使用することが重要。使用方法により効果が変わる |
高い避妊効果が期待でき、長期間の避妊に向いている |
高い避妊効果が期待でき、数年間使用できる |
緊急避妊(アフターピル)という選択肢
避妊に失敗した場合などの選択肢となるのが、緊急避妊薬(アフターピル)です。医師の診察・処方が必要な薬で、オンライン診療でも処方を受けられます。日本で広く処方されるアフターピルは性交後72時間以内の服用が目安となるため、検討する場合は早めに医療機関へ相談しましょう。
妊活・女性の体調管理サポートならRizMo
妊娠に向けた準備では、日頃から自分の体のリズムを把握しておくことが大切です。RizMoは、リズムモニターをつけて眠るだけで、就寝中の衣服内温度から低温期と高温期の変化を自動で計測し、日々のリズムを可視化。無理なく簡単に続けられ、女性の体調管理をサポートします。
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まとめ
妊娠までの流れや体の変化を知り、自分の体と向き合うことは大切です。正しい知識を身につけ、健やかな準備につなげましょう。
