妊娠したかも?妊娠はいつからわかる?

妊娠が判明する時期の目安(何週目・性交渉からの日数)
妊娠は、最後の月経開始日を妊娠0週0日として数えます。一般的に月経開始から約2週間(約14日)後に排卵が起こり、この時期の性交渉で受精すると、受精卵は約3~6日かけて子宮へ移動します。子宮内膜に着床すると妊娠が成立し、性交渉から約1~2週間後(妊娠3~4週目)には体の変化が現れ始める人もいます。

【チェックリスト】妊娠超初期・初期にみられる主なサイン

①生理の遅れと基礎体温の高温期
生理周期が安定している場合に、生理予定日を過ぎても生理がこない、基礎体温の高温期が2~3週間以上続く場合は、妊娠の可能性あり。妊娠初期に現れる代表的なサインです。
②おりものの量や色の変化
おりものは、腟などから排出される分泌物です。妊娠すると女性ホルモン「エストロゲン」の影響で、子宮内を守るために量が増えたり、サラサラした状態に変化することがあります。
③少量の出血(着床出血の可能性)
受精卵が子宮内膜に着床する際や、妊娠のごく初期など、生理予定日前に少量の出血がみられ、おりものに混じることもあります。これを着床出血といいますが、すべての人に起こるわけではありません。
④胃のむかつき・吐き気(つわりの初期症状)
つわりは、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)やエストロゲン、プロゲステロンなどのホルモンの影響で起こると考えられていますが、遺伝や環境要因など、様々な因子によって重症度が変わるとも言われています。早い人では妊娠4~5週頃から始まり、吐き気や胃のむかつき、においに敏感になるなどの症状が現れます。
⑤強い眠気・体のだるさ・熱っぽさ
妊娠すると、女性ホルモンの一つであるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が維持され、強い眠気や熱っぽさ、だるさなど、風邪の初期症状に似た体調の変化が現れることがあります。
妊娠初期症状と生理前症状(PMS)の違い

妊娠すると、妊娠初期症状と呼ばれるさまざまな変化が現れます。PMS(月経前症候群)とよく似ていますが、どちらもプロゲステロンが一因として影響しています。妊娠初期では高温期が2~3週間以上続き、生理がこないことが大きな違いです。
|
妊娠初期症状 |
PMS(月経前症候群) |
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|---|---|---|
|
高温期 |
2~3週間以上続く |
生理開始とともに終了 |
|
生理 |
予定日を過ぎてもこない |
予定日前後に始まる |
|
眠気・だるさ |
続くことが多い |
生理開始とともに改善 |
|
吐き気 |
現れることが多い |
比較的軽度な場合が多い |
妊娠初期症状が起きる理由
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)は、妊娠すると胎盤のもととなる絨毛組織から分泌されるホルモンです。妊娠初期に急速に増加し、妊娠検査薬が反応するほか、つわりなどの妊娠初期症状にも関与すると考えられています
エストロゲン
エストロゲン(卵胞ホルモン)は女性ホルモンの一つで、子宮内膜や乳腺の発達を支えます。妊娠初期からだんだんと増加し、乳房の張りやおりものの増加などの妊娠初期症状にも関与すると考えられています。
プロゲステロン
プロゲステロンは、受精卵が着床しやすい子宮内環境を整え、妊娠の継続を支えるホルモンです。妊娠成立後に分泌量が増え、基礎体温の上昇や眠気、食欲増加などの妊娠初期にみられる様々な変化をもたらします。
妊娠検査薬を使用するベストなタイミングと仕組み

妊娠検査薬は、妊娠すると尿中に排出されるホルモンhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)を検知して妊娠を判定します。妊娠検査薬はいつからでも使っていい、というわけではありません。尿中のhCG量がまだ少ない時期にフライング検査をすると、実際は妊娠していても陰性になることがあります。判定精度を高めるためにも、生理予定日の約1週間後(妊娠5週頃)を目安に使用しましょう。
妊娠の可能性に気づいたら!次にすべき行動と注意点

また、妊娠すると女性の体には「妊娠超初期症状」や「妊娠初期症状」と呼ばれるさまざまな変化が現れます。症状の現れ方には個人差がありますが、ここでは代表的な兆候やサインを紹介します。
産婦人科を受診するタイミングと準備(持ち物・服装)
妊娠検査薬で陽性が出たら、妊娠5~6週頃(生理予定日から1~2週間後)を目安に産婦人科を受診しましょう。初診では妊娠週数や子宮内妊娠かどうかなどを確認します。持ち物は健康保険証(マイナ保険証)、現金、基礎体温をつけている人は基礎体温表などが基本です。内診を行うことがあるため、脱ぎ着しやすい服装で受診すると安心です。
妊娠初期に気をつけるべき生活習慣(禁酒・禁煙など)
妊娠がわかったら、お腹の赤ちゃんを守るために生活習慣を見直しましょう。妊娠初期から意識してとりたい「葉酸」は赤ちゃんの神経管の正常な発育を支える重要な栄養素です。積極的に摂取するとともに、飲酒・喫煙は避け、薬の服用は医師に相談を。また、激しい運動やカフェインのとり過ぎにも注意して過ごしましょう。
正しい生理周期と基礎体温の把握が大切な理由
普段から基礎体温を記録して、生理周期や体調の変化を把握しておくと、生理の遅れや高温期の継続など妊娠の兆候に気づきやすくなります。産婦人科では、医師から「最後の生理(最終月経開始日)」を確認されることが多く、基礎体温の記録を参考にすることもあります。日頃から自分の体のリズムや体調の変化を把握しておくことで、診察時の情報共有がスムーズになり、妊娠週数の確認にも役立ちます。
関連リンク:基礎体温は妊活期の体の変化を察知できるバロメーター
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まとめ
妊娠初期は、「今にも生理きそう妊娠可能性は?」「本当に妊娠しているかな」など、期待と同時に不安を感じる時期でもあります。症状には個人差がありますが、普段から生理周期や体調の変化を記録し、自分の体のリズムを把握していることが大切です。気になる変化があれば適切なタイミングで検査や受診をし、自分の体と向き合いながら準備を進めましょう。
