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生理

生理中にダイエットしても痩せない?生理周期から知る痩せやすい時期や注意点を紹介

池田 裕美枝先生

医学博士、産婦人科医、内科認定医、海と空クリニック京都駅前 院長

生理中にダイエットしても痩せない?生理周期から知る痩せやすい時期や注意点を紹介

この記事でわかること

生理周期による女性ホルモンの変動は、食欲や体重などにも影響します。生理中にダイエットをしていても、体重が減らなかったり、逆に増えたりすると、「意味ないかも?」と不安になることも。生理中に体重が増える原因やダイエットの注意点、生理周期に合わせたダイエットのタイミング、おすすめの運動や食事について紹介します。

生理中に体重が増える原因

生理中に体重が増える原因

生理前から生理中は、ホルモンバランスの変化によって、体に水分をため込みやすくなります。プロゲステロン(黄体ホルモン)には、妊娠に備えて水分や栄養を蓄える働きがあり、むくみが生じ、体重が一時的に増えることがあります。また、ホルモンの影響による血糖値の変化や食欲の増加も、体重が増えやすくなる原因の一つです。

生理中のダイエットの注意点

生理中のダイエットの注意点

バランスの良い食事を摂る

経血によって鉄分が失われるため、レバーや赤身の肉、豆類、青菜など、鉄分を多く含む食品を積極的に摂りましょう。また、筋肉量を維持し、基礎代謝を保つために欠かせないたんぱく質も摂取することが大切です。主食・主菜・副菜をバランス良くとり入れ、必要な栄養素をきちんと摂れる食事を心がけましょう。

極端なカロリー制限は控える

太るのが心配で、食事を減らしたくなることもありますが、極端なカロリー制限は控えましょう。エネルギーが不足するとホルモン分泌が乱れ、生理周期の乱れや排卵障害を引き起こす可能性があります。また、無理な食事制限による栄養不足は、生理痛を悪化させることもあります。適切なエネルギーを摂取することが大切です。

質の良い睡眠をとる

ダイエット中は、質の良い睡眠をとることも大切です。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、しっかりと眠ることで新陳代謝や基礎代謝が向上し、痩せやすい体につながります。また、睡眠中も基礎代謝によってカロリーが消費されます。成人では6~8時間程度を目安に、十分な睡眠時間を確保するよう心がけましょう。

生理周期とダイエット

月経周期と女性ホルモンの変化

時期

体の状態

ダイエットの向き不向き

生理中

女性ホルモンの変動により、むくみや食欲の増加が起こりやすい

△ 無理をせず、軽い運動や食事管理にとどめる

生理後(生理後から排卵期)

むくみが解消されやすい

◎ ダイエットに向いている

生理前(排卵日から生理前)

むくみや体重増加、PMSなどが起こりやすい

△ ダイエットにはあまり向いていない

関連記事:月経周期のステージで変わる女性の体

生理中

生理中は女性ホルモンの変動により、ダイエットをしても体重が落ちにくい時期です。また、むくみやすく、食欲が増す時期でもあります。軽い運動や無理のない食事管理を続けながら、体調を優先しましょう。生理痛が重い場合や経血量が多い場合は、運動せず休むことも大切です。

生理後から排卵期

痩せやすく、ダイエットに向いている時期です。体にため込まれていた水分が排出され、むくみが解消されやすくなります。心身ともに安定しやすいため、運動の強度を上げたり、食事をコントロールしたりするのにも適しています。無理のない範囲で取り組みましょう。

排卵日から生理前

排卵日から生理前にかけては、プロゲステロンの分泌量が増え、体に水分をため込みやすくなるため、むくみや体重増加が起こりやすい時期です。また、食欲が増したり、PMSによるイライラや不安感が現れたりすることもあります。ダイエットにはあまり向いていない時期なので、無理に体重を減らそうとせず、食べ過ぎに注意しましょう。

生理中におすすめの運動

生理中におすすめの運動

散歩

生理中は、散歩などの軽い有酸素運動がおすすめです。有酸素運動には血行を促進する効果があるほか、日光を浴びながら歩くことで、ストレス解消にもつながります。体調に合わせて無理のない範囲でとり入れましょう。

ストレッチ

ストレッチをとり入れるのもおすすめです。骨盤まわりをゆっくりと動かして筋肉をほぐすことで血行が促され、生理痛を和らげる助けにもなります。体に負担をかけないよう、心地よいと感じる程度に行いましょう。

ピラティス

ピラティスは、筋力の維持やインナーマッスルの活性化につながる運動です。姿勢の改善も期待できます。生理中は体が重く感じることもあるため、無理に強度を上げず、その日の体調に合わせてとり入れましょう。

生理中におすすめの食事

生理中におすすめの食事

生理中に必要な栄養素

生理中は、鉄分・カルシウム・マグネシウム・ビタミンB6を含む食べ物を意識して摂りましょう。鉄分は赤身肉やほうれん草、カルシウムは乳製品や小魚、豆腐、マグネシウムはナッツ類や海藻類、ビタミンB6は鶏胸肉やまぐろ、バナナなどに含まれています。毎日の食事にこれらの食材をとり入れましょう。

関連記事:生理中におすすめの食べ物・飲み物は?避けたほうがいいものも紹介

おすすめのおやつ

ダイエット中だからといって、おやつを完全に我慢する必要はありません。食べるものの質と量を意識すれば、食べてもいいでしょう。少量ならドライフルーツやヨーグルト、ハイカカオ(カカオの含有率が70%以上)チョコレートなどがおすすめです。

関連記事:生理前や生理中にチョコが食べたくなる理由は?摂取量や食べたい時の対処法を紹介

女性の体調管理ならRizMo

生理周期や体調の変化を記録することは、自分の体を知る第一歩です。 RizMoは、リズムモニターをつけて眠るだけで、就寝中の衣服内温度から低温期と高温期の変化を自動で計測し、日々のリズムを可視化。無理なく簡単に続けられ、女性の体調管理をサポートします。

まとめ

生理中はホルモンの変動によって体重が増えたり、痩せにくくなったりすることがあります。無理な食事制限や激しい運動は避けましょう。生理周期による体の変化を知り、適した時期にダイエットに取り組むことが大切です。

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*RizMoは、体調管理のための予測やアドバイス、情報コンテンツを提供するサービスです。
個別の診断や医療行為を行ったり、情報の正確性を保証するものではありません。

監修者プロフィール

池田 裕美枝先生

池田 裕美枝先生

医学博士、産婦人科医、内科認定医、海と空クリニック京都駅前 院長

HP : https://ninomiya-lc.jp/umisora

池田 裕美枝先生からのメッセージ

自分の体や心の状態を理解し、何が体調に影響しているのかがわかるだけでも、不安が和らぎ、気持ちが楽になることもあります。

また、自分の体のリズムを知り、体調を予測できると、無理をしない過ごし方を選んだり、必要なときに周囲のサポートを受けたりしやすくなります。自分の体を知り、大切にすることは、これからの健康や人生の選択肢を広げることにつながるはずです。

専門分野

女性ヘルスケアをはじめ、婦人科診療や女性の性と生殖に関する健康(SRHR)、ライフステージに応じた総合的な女性医療を専門とする。

経歴・プロフィール

京都大学医学部卒業。医学博士。認定内科医、産婦人科専門医、女性ヘルスケア専門医、社会医学系専門医。リバプール熱帯医学校にてリプロダクティブヘルスディプロマ、米国内科学会プログラムにてメイヨークリニックで女性医学研修。神戸市立医療センター中央市民病院女性外来担当。医療法人心鹿会海と空クリニック京都駅前院 院長。
女性医療を医学、社会学、倫理学、公衆衛生学など多様な側面で問い直し、ひとりひとりが心と身体を健やかに過ごせる様にお手伝いすることをモットーに取り組んでいる。

保有している資格・所属学会

医学博士
日本産科婦人科学会認定専門医
日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医
日本内科学会認定医
社会医学系専門医

所属しているクリニック・団体

海と空クリニック京都駅前院 院長
一般社団法人 SRHR Japan 代表理事
NPO法人 女性医療ネットワーク 理事長
日本産科婦人科学会
日本女性医学学会
日本内科学会

※本記事の内容に関しては執筆時点の情報となります。

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