パソコン買い換え時の大きな障壁である、データの移行 ・移管。新しいパソコンへの乗換えを一度でも経験されたことがある方は、後から引っ越しし忘れたデータに気が付いたり、膨大な時間が掛かってしまったなどの過去の苦い経験をお持ちではないでしょうか。この移行作業を面倒に感じて、買い替えをためらってしまう方も少なくないかもしれません。
ところが、事前にポイントさえ押さえておくだけで、実は簡単かつスムーズに行える作業なのです。
この記事ではパソコンのデータ移行 ・移管の種類や、カスタマイズレッツノートならではのデータ移行サービスについてご紹介します。
目次
データの主な移行方法
パソコンを買い替える時のデータ移行はいくつか方法があります。それぞれの移行方法について、具体的な手順と、メリットやデメリットをご紹介します。
手動でデータの引っ越しを行う
外付けHDDやUSBメモリ、CDやDVDなどの記憶媒体を使用して、手動でデータ移行を行う方法です。
まずは古いパソコンに記憶媒体を接続し、移行したいデータをコピーします。コピーが完了したら、新しいパソコンの内部ストレージに記憶媒体のデータをペーストしましょう。
コピー&ペーストのみの作業で至ってシンプルです。この方法では写真や動画、文章データの移行は可能ですが、アプリケーションやパソコン本体の細かい設定までは移行できないのでご注意ください。
データ移行ソフトを使用する
データ移行専用のソフトを活用する方法です。
有料ソフトだけではなく、無料ソフト(フリーソフト)も存在します。文章や動画データのみの移行が可能なもの、アプリケーションや本体の細かい設定などの移行にも対応可能なものなど、使用するソフトによって移行できるデータは異なります。ソフト選びの際は仕様まで確認するようにしましょう。
LANケーブルを使用する
LANケーブル(クロスケーブル)を使用する方法です。
2台のパソコンを直接接続してデータを移行します。大量のデータを高速で移行したい場合におすすめです。
しかし、両方のパソコンにLANポートが必要であったり、ネットワーク設定が必要な場合があったりと、パソコンの操作に慣れていない方にとっては難しい作業になる可能性があります。
クラウドストレージを使用する
クラウドストレージ(オンラインストレージ)を活用する方法です。
アップロードしたデータは、インターネット環境下であればどこでも利用が可能なため、データのバックアップとしても非常に有効です。
OneDriveやDropbox、Google Drive、iCloudなど、一部機能を無料で提供しているサービスも多く存在します。しかし、無料で利用できる容量があまり多くないことや、アップロードに時間がかかるなどのデメリットも。また、インターネット上のデータ管理は個人情報の流出などにつながる可能性もあるので、使用の際は注意しましょう。
データ移行前の準備・注意点
未使用のファイルやアプリが残ったままデータ移行を始めると、作業時間が長引いてしまいます。事前準備を行うことで、効率的にデータ移行を進めましょう。
【1】不要なデータを削除する
必要なデータのみを残すことで、データ移行にかかる時間が短縮できるだけではなく、移行後のパソコンでデータ管理がしやすくなり、業務効率アップにつながります。
【2】移行データをあらかじめにまとめておく
データを一か所にまとめることで、作業をスムーズに行うことができます。
■移行できるデータ
・画像や動画、音楽ファイルなど
・Outlookなどのメール、連絡先データ(別途、バックアップなどの設定は必要)
・メールの署名データ(メモ帳などにコピーして保存しておくと安心です)
・ブラウザのブックマーク(お気に入り)データ
・WordやExcelなどで作成したデータ(新しいパソコンでアプリケーションをインストールすることで閲覧・編集可能)
・ユーザー辞書のデータ(別途、エクスポートの設定が必要)
■移行できないデータ
・アプリケーションソフト(Microsoft OfficeやAdobe、ウイルス対策ソフト、ダウンロードしたソフトなど)
【3】パスワードなどの登録情報をメモに残しておく
OSのパスワードはもちろん、ブラウザで記憶していたパスワード情報も消えてしまうので、メモとして残しておくことをおすすめします。OSによっては記憶していたパスワードをExcelなどのファイルにエクスポートできます。
また、各ブラウザにはブックマークを移行できるツールが用意されています。これらのツールを活用することで瞬時に移行を完了することができます。事前にエクスポートの設定が必要なので準備しておきましょう。
・Google Chrome「ブックマーク マネージャ」
・Mozilla Firefox「すべてのブックマークを表示」
・Microsoft Edge「お気に入りの管理」
※記載の名称は2021年11月現在の名称です。
【4】新しいパソコンによく使うアプリをインストールしておく
OfficeやAdobe等の作業ソフトや、ウイルス対策ソフトのようなアプリケーションはデー
タ移行することができないため、新たにインストールし直す必要があります。 【1】【2】【3】
の作業と並行して行うことで、移行後すぐにいつもの作業環境に戻れるようになります。
また、データが破損していて移行に失敗するケースも。カスタマイズレッツノートであれば、
「データ復旧サービス」で破損したデータを復元できる可能性があります。
詳しくはこちら
【5】ノートパソコンの場合は、ACアダプターに接続する
データの移行中にバッテリーが切れてしまうと、作業をやり直しする必要が出てしまいます。移行作業の前には、ACアダプターに接続してから作業を始めましょう。
パソコンを買い替えた時のデータの移行・移管の種類は?
データ移行の種類は大きく分けて2つあります。ひとつがクラウドストレージを利用したデータ移行、そしてもうひとつが外付けストレージを使用したデータ移行です。それぞれメリットとデメリットがありますので、ご自身に合った方をご選択ください。
クラウドストレージ |
外付けストレージ |
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特長 |
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メリット |
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デメリット |
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こんな方にオススメ |
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買い替え後のパソコンの処分方法は?
不要になったパソコンの処分・廃棄方法は以下の2種類あります。経済産業省の「資源有効利用促進法」により粗大ごみとして捨てることはできませんので注意しましょう。
また、パソコンに保存されているデータはあらかじめ消去しておくことを忘れないようにしましょう。
【1】回収業者に依頼する
パソコンメーカーに回収・リサイクルを依頼する方法です。PCリサイクルマークがついている場合はメーカーで無料廃棄してもらえるケースもあります。
Panasonicのパソコンのリサイクル情報についてはこちらをご参照ください。
【2】下取りに出す
最近ではパソコンの下取りサービスを展開しているメーカーや業者も多く、それらを利用して処理する方法です。廃棄に費用がかからないだけでなく、下取り料金がもらえたり、新しいパソコンをお得に購入できたりといったサービスを受けることができます。
パナソニック ストア プラスで実施している「PC買取りサービス」であれば、下取りの査定額にプラス2,000円。下取り商品がカスタマイズレッツノート(品番末尾"P")ならプラス5,000円のキャッシュバックサービスを恒常的に実施。キャンペーン中であれば、そこからさらにプラスのキャッシュバックもございます。
カスタマイズレッツノートのご購入を検討している際は、ぜひ本サービスをご確認ください。
カスタマイズレッツノートのデータ移行方法について
データ移行は簡単にできそうだけど、各種アプリやOffice、ウイルス対策ソフト等のセットアップをすべて初めからやり直すのは億劫だし、ミスしないか不安、という方も。そんな方に向けて、カスタマイズレッツノートでは 「訪問サポート」というサービスを実施しています。
専門スタッフがお客様宅へ訪問し、PC の初期設定やインターネット接続設定、メールアカウントの作成等、面倒な各種設定を代行させていただきます。
また、通常17,600 円 (税込)のところ、今ならカスタマイズレッツノートの購入と同時のお申し込みで、約83%OFF の3,055 円 (税込)に割引するキャンペーンも実施しています。
また、データ移行そのものが不安な方は、詳細やお見積もりについて、本サービスの提供元である「キューアンドエー」へお問い合わせください。
※訪問サポートは、キューアンドエー株式会社が提供するサービスです。
※離島および一部の地域については、別途交通費が発生いたします。あらかじめご了承ください。
※カスタマイズレッツノート短納期モデル、新品再生品モデルは訪問サポートの対象外です。
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レッツノート・クリニックの特長
最後に
今回はパソコンのデータの移行・移管方法ついてご紹介させていただきました。
クラウドと外付け。2つのストレージによる方法をご紹介しましたが、移行するデータを事前にうまくまとめておくことがポイントです。「移行できるデータ」のリストを参考に、新しいパソコンでも必要となりそうなデータをまとめましょう。
新しいパソコンを購入検討する際や、購入後のお引越しの際にも、本記事の内容をぜひ参考にされてください。