正常な生理の目安

日本の定義によると、正常な生理(月経)周期は24~38日、持続日数は3~7日、経血量は20~140mLが目安です。周期だけでなく、経血量や月経期間にも異常がみられることも。2日以内で終わる「過短月経」、経血量が極端に少ない「過少月経」、8日以上続く「過長月経」などがあります。
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過少月経とはどのような状態か

過少月経とは、経血量が20mL未満と少ない状態を指します。経血量を正確に計測するのは難しいため、以前よりも明らかに量が減った、ナプキンがほとんど汚れない、交換回数が極端に少ないなどが目安になります。過短月経は月経が2日以内で終わる状態で、経血量の少なさとは異なります。
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過少月経 |
過短月経 |
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|---|---|---|
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特徴 |
経血量が少ない |
月経期間が短い |
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目安 |
20mL未満 |
2日以内 |
経血量が減る主な原因
経血量が減る原因には、次のようなものがあります。
・ホルモンバランスの乱れ:ストレスや生活習慣の変化など
・婦人科疾患:子宮や卵巣の病気など
・加齢:女性ホルモンの分泌量が変化
・妊娠:生理だと思っている出血が妊娠初期の出血の場合も
・薬の影響:低用量ピルなどの服用による変化
ホルモンバランスの乱れ
生理の量が少ない原因の一つに、ホルモンバランスの異常があります。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や高プロラクチン血症、早発卵巣不全(POI)などが代表的です。無排卵などにより、子宮内膜が十分に厚くならず、経血量が少なくなることもあります。
また、環境の変化や睡眠不足などのほか、過度なダイエットや急激な体重減少は体に強いストレスを与え、ホルモンバランスにも影響を及ぼします。
婦人科系の病気
経血量が少なくなる原因には、婦人科系や内分泌の病気もあります。PCOSでは排卵障害により、子宮内膜が十分に厚くならないことがあります。子宮内腔癒着症は内膜が癒着して月経量が減少し、甲状腺機能低下症はホルモンの乱れから月経異常を招くことがあります。
加齢による卵巣機能の低下
加齢に伴い卵巣機能が低下すると、女性ホルモンの分泌が変化し、40代以降は月経周期が短くなったり、長くなったりするなど生理周期に乱れが生じることもあります。また、閉経に向かうと卵巣から分泌されるエストロゲンが減少し、子宮内膜が十分に厚くならないため、経血量が少なくなることがあります。
妊娠の可能性
生理予定日ごろに少量の出血があった場合、妊娠初期の着床出血の可能性もあります。生理より出血量が少なく、短期間で終わるのが特徴です。生理予定日の1週間後を目安に妊娠検査薬を使用し、高温期が続いている場合は妊娠の可能性を考えましょう。
自分の状態を確認するセルフチェックリスト

生理の期間や経血量、色、腹痛などの症状を記録しておくと、普段との変化に気づきやすくなり、受診時にも役立ちます。一時的な変化で、ほかに症状がなければ様子を見てもよいでしょう。一方、変化が続く場合や気になる症状を伴う場合は婦人科を受診しましょう。
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チェック項目 |
受診の目安 |
|---|---|
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生理が2日以内で終わることが増えた |
変化が続く場合は受診 |
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ナプキンの交換がほとんど不要なほど少量 |
普段より明らかに少ない場合は受診 |
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色が薄い・茶色が続く/不正出血を伴う |
不正出血がある場合は受診 |
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強い腹痛や発熱、悪臭のあるおりものを伴う |
早めに受診しましょう |
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妊娠の可能性がある |
妊娠検査薬を使用し、必要に応じて受診 |
病院を受診するタイミング

生理はストレスや体調などの影響を受けるため、心配し過ぎる必要はありません。ただし、経血量の減少が2周期以上続く場合や強い腹痛、不正出血、発熱などを伴う場合は、婦人科を受診しましょう。妊娠の可能性がある場合も、早めに確認することが大切です。
受診を検討すべき症状
経血量が極端に少ない状態が続く場合は、月経異常の可能性があるため、婦人科への相談を検討しましょう。強い腹痛や不正出血などを伴う場合も病気が隠れている場合があるので、早めの受診が大切です。とくに将来の妊娠を希望する場合は、原因を早期に確認することで、必要な治療や対策につなげやすくなります。
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婦人科で行われる検査
婦人科では、まず問診で生理の状態を確認し、必要に応じて内診、経腟超音波検査、血液検査などを行います。いずれも比較的簡単な検査で、検査は内容によりますが、数十分程度が目安。痛みがある場合は無理せず医師に伝えましょう。
一般的な治療の選択肢
治療は原因に応じて、ピルの処方やホルモン補充療法などを行います。あわせて医師から生活習慣の改善指導などがある場合も。症状や体の状態によって適した治療は異なるため、自己判断せず、医師と相談しながら治療方針を選択することが大切です。
※ピルの服用により、周期的な体温変動が抑えられるため、RizMoが生理周期を正しく予測できなくなる可能性があります。
日常生活でできるケア
生活習慣の乱れがホルモンバランスに影響し、生理にも現れている可能性があります。バランスのよい食事、十分な睡眠、ストレス管理を意識しましょう。
また、・生理の開始日 ・期間 ・経血量 ・色、腹痛などの症状を普段から記録しておきましょう。朝、体を起こさずに測る基礎体温を記録すると、月経周期や体調の変化を把握するのに役立ちます。
受診時は気になっている症状とあわせて、記録を医師に伝えることでスムーズな診察につながります。
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妊活・女性の体調管理ならRizMo
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まとめ
生理の血が少なくなる原因は、ホルモンバランスの乱れや疾患、加齢などさまざまです。一時的な変化でも、長く続く場合や気になる症状があるときは、迷わず婦人科病院に相談しましょう。
