妊娠しやすい時期、タイミング法とは
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妊娠しやすい時期、タイミング法とは
妊活のスタートは、まずは女性の排卵のタイミングをみてセックスをする「タイミング法」が一般的です。それには排卵の仕組みを知ることが重要です。排卵の基礎知識について、竹内正人先生にお伺いしました。
排卵とセックス、年齢別の妊娠率について
妊娠するためには、排卵された卵子が卵管にとどまっている間に、精子と受精して、受精卵となって子宮に着床する必要があります。卵子の寿命は約24時間、精子の寿命は約72時間といわれ、3日に1回以上セックスをしていれば、自然に妊娠をする可能性が高くなります。
最も妊娠しやすいのは、排卵日の2~1日前のセックスというデータもありますが、男性の心身もデリケート。セックスを義務にせず、自然な性生活を。

卵子は老化する?排卵と妊娠率について
卵子のもとになる卵胞は、女性が胎児のときにすでに体内でつくられています。卵胞の数は、妊娠6ヶ月のときの胎児のころがピークとなり、その後どんどん減っていきます。
思春期になるとホルモンの働きで、この原始卵胞が目覚め始め、卵巣の中で半年ほどの期間をかけて成長し、毎月その中のたった1個だけが成熟期を迎えて排卵されます。それが生理(月経)です。
女性の一生で排卵される卵子は約480個。それ以外の原始卵胞は、1日30~40個、日々消滅していき、閉経前には残り1000個程度になります。
卵子の数は減少していき、1000個程度になると閉経に
卵子のもとである卵胞は、20週の胎児のときがピークで700万個程度。
出生時には約200万個に減ります。さらに日々減り続け、初潮を迎えるころには20~30万個に。
1回の月経周期で約1000個減るともいわれ、卵子の残りが1000個程度になると閉経します。また卵子の質も30代になると落ち、妊娠のしやすさにも関係してきます。

「卵子の老化」は妊娠率の低下につながります
以前、TV番組でクローズアップされた「卵子の老化」という言葉。卵子が老化するなんて知らなかった!と大きな話題に。人間の体自体が老化するのと同様、卵巣の中の卵子も老化します。具体的にはDNAに損傷が起きたり、うまく細胞分裂ができなくなったり、卵子そのものの数も減っていくので、最終的には妊娠率の低下につながります。
健康な卵子は、内部の核やミトコンドリアが活発な動きをしています。
年齢が高くなると、これらの機能が次第に悪くなり、細胞分裂がうまくできなくなったり、妊娠のしやすさにも影響が出てきます。

出典:『妊活たまごクラブ』
監修者
竹内正人先生
医師・医学博士