

新型コロナウィルスの影響で、テレワークの制度を本格導入される企業が増加し、環境が十分に整っていない場所で働くビジネスパーソンが増えてきました。
この働き方の変化により、PCに求められるものも、大きく変化してきています。以前は移動中も働きやすい機動性が重視されてきましたが、今は限られたスペースで働かれていることが多いので、拡張ディスプレイやキーボードなどの周辺機器を接続しなくても快適に働くことができるスペックが重視されつつあります。
今回開発したFVシリーズは、このようなビジネスパーソンのニーズを満たすべく、様々な挑戦をしました。PC単体でも十分な表示エリアを持つ大画面、大画面を搭載しながらも作業スペースを圧迫しないコンパクトさ、コンパクトなボディの中にWeb会議や操作性のための機能を搭載するという様々な要素をギリギリのところまで攻めてベストなバランスの1台に仕上げました。
FVシリーズは複数アプリを同時に立ち上げても、広々と作業できる14.0型(QHD)の大画面・高解像度液晶を搭載しながら、ボディサイズは横幅308.6mmと13.3型クラス相当※におさえ、狭いスぺ―スでの作業のしやすさにも配慮しています。
※2016年以降 国内販売13.3型PC筐体の横幅:平均値:308.3mm(2021年5月当社調べ)
通常、狭額縁化すると横からの衝撃に弱くなってしまいますが、前モデル(LVシリーズ)と同等の頑丈性能を実現するために、天板合金両側の増肉化と形状の工夫で強度を確保しています。
FVシリーズなら、ヘッドセットや外付けスピーカーなどの周辺機器を使わなくても、PC単体で快適にWeb会議ができます。相手側の声を聞き取りやすくするために、ボックス型スピーカーと音響効果ソフト(Waves MaxxAudio®)※1を搭載し、自身の声を相手に伝わりやすくするために、インテル®GNA対応のAIノイズ除去※2に対応しています。
エフェクト機能をONにすることで、内蔵カメラが人を識別し、周囲の明るさに応じて自動で各種映りを補正したり、カメラ正面に映る自分以外の背景をぼかしてくれます。Web会議アプリごとに都度設定する必要がないため、利便性が向上しました。
※1初期設定は、Web会議に適した「ハンズフリー会議」になっています。
※2設定が必要です。また、アプリによっては、アプリ内の機能が優先されます。
●Waves MaxxAudio®は、Waves Audio Ltd.の登録商標です。
●市販のイヤホンプラグによっては挿入が固い場合があります。途中で止めず奥までしっかりと差し込んでいただきますようお願いいたします。詳細はこちら。
通常、狭額縁化すると横からの衝撃に弱くなってしまいますが、前モデル(LVシリーズ)と同等の頑丈性能を実現するために、天板合金両側の増肉化と形状の工夫で強度を確保しています。
WAVES社の音響効果ソフト「Waves MaxxAudio®」を導入。独自チューニングにより、3つの音声モードを用意しました。
・ハンズフリー会議
・映画・音楽
・スタンダード
会話中にマイクに入り込む環境音を低減させ、自分の声をよりクリアに相手に届けることができます。手元のタイピング音、ペットや子どもの声、外から聞こえるサイレンの音など在宅ワークで入り込みやすいノイズを聞き分けて低減するより精度の高いノイズ除去を実現しています。
Before(人の声+タイピング音)
After(人の声のみ)
エフェクト機能をONにすることで、内蔵カメラが人を識別し、周囲の明るさに応じて自動で各種映りを補正したり、カメラ正面に映る自分以外の背景をぼかしてくれます。Web会議アプリごとに都度設定する必要がないため、利便性が向上しました。
■明るさを補正
■背景をぼかす
■顔位置を補正
ご利用が増えているWeb会議における利便性を向上させるために、レッツノートとしては初のボックス型スピーカーを採用しました。従来のスピーカーと違い、音を反響させるために空間を設けており、より低音再生能力が高いスピーカーを採用し、さらにMaxxAudio®と組み合わせることで聞き取りやすくなりました。部材だけでなく配置も工夫しており、底面に傾斜をつけて搭載することで、音孔を手で塞いでしまうことや、異物の侵入を防ぐことを考えています。
ハード設計 主任技師
自宅からWeb会議をする際に、しばしば問題になっている生活音について、ハードではなくソフトで低減することができないかと考え、インテル® GNA対応のノイズ除去に対応いたしました。仕事に使うCPUのリソースをあまり使うことなく、ノイズを低減できるので、仕事の手を止めることなくWeb会議の快適さを向上させることを実現しました。
ソフト設計 主任技師
FVシリーズは、高負荷な作業をしていても、軽快に動作するように、高速なCPUに加えて独自の技術を採用しています。CPUが熱くなっても、適切に冷却させるために独自設計の放熱機構を搭載し、CPUのハイパフォーマンスを長時間維持させるために、ソフトウェアによるパフォーマンス調整をしています。
高負荷作業が続くとCPUの温度が上昇します。FVシリーズでは、CPU温度が規定値を超えないように、独自開発した大風量の冷却ファンユニットを搭載。ファンの吸気口に対して、羽根センター位置を偏心させて吸気効率を改善することで、風量をアップしています。
従来機LVシリーズよりも薄い放熱フィンの板材を採用して、重量増加を抑えつつ大規模な放熱フィンを搭載。排気の通風抵抗の低減により風量をアップしながら、大きな表面積で排熱効果を高めています。
製品3Dデータを⽤い、より現実に近い状態で熱流体シミュレーションを実施。吸排気⼝の配置とその流路設計について細かい検証を繰り返し、⾼性能を維持するための構造や冷却ファンの設計につなげています。
高負荷な作業を処理する高性能なPコア、通常作業を処理する高効率なEコア、2つのコアを搭載。最先端の性能で、マルチタスクもスピーディにこなせます。
第12世代CPUからシングルスレッド/マルチスレッド性能ともに向上したことで、アプリケーション使用中の安定感がさらに良くなりました。
さらに、パナソニック独自開発の放熱設計と適切な電力制御チューニング(Maxperformer®)により、進化したパフォーマンスを高く保ち快適な作業を実現します。
オンライン接客を通して質問や購入相談が出来る窓口です。
専任コンシェルジュが豊富な経験と知識でお客様をサポートいたします。