あなたにピッタリの電動アシスト自転車の選び方!
用途やバッテリーなどポイントを解説

電動アシスト自転車は、ペダルを漕ぐ力をモーターがアシストしてくれるので軽い力で走行できるのが魅力です。この記事では、電動アシスト自転車を選ぶ際の選び方のポイントや購入前に確認すべき注意点を解説。用途別におすすめのモデルもご紹介します。
*掲載している価格は、2023年10月時点での価格です
電動アシスト自転車とは?特徴とメリット
電動アシスト自転車とは、ペダルを漕ぐたびモーターが駆動して力をアシストしてくれる自転車のこと。軽い力でも加速できるため、走行時にかかる足の負担を軽減できます。
体力に自信がない方や通勤・通学で長距離を移動する方、上り坂を走行することが多い方、お子さまを乗せる方などは、楽に漕ぐことができるので重宝します。
また、軽くペダルを漕いだだけでもスムーズに加速するため、走り出しのふらつきが少なく、車体が安定しやすいのも魅力のひとつです。
電動アシスト自転車の選び方3つのポイント
電動アシスト自転車を選ぶ際は、使用する目的やサイズ、バッテリー容量などを確認しましょう。また、必要なオプションパーツなども確認しておくことが大切です。ここでは、電動アシスト自転車を選ぶ際の3つのポイントを紹介します。
POINT1:用途に合わせた選び方
電動アシスト自転車には様々な用途に合わせてモデル展開しています。用途に合わせて、自分にあった電動アシスト自転車のモデルを選びましょう。たとえば、お子さまを乗せる場合は、乗せ降ろしが簡単で操作性の良い「子乗せモデル」。また、通学に使用する場合は、長距離走行に適した機能が搭載された「通学モデル」がおすすめです。「ショッピングモデル」は、街乗りや毎日のお買い物に適しており、押し歩きができる車種もあります。
一方、アクティブな趣味や通勤、レジャー用途であれば、「スポーツモデル」が適しています。また、おしゃれにこだわりたい方はファッション性のあるモデル、近距離や狭い道の移動に利用するならば折りたたみモデルという選択肢もあります。
使用目的に応じて、それに必要な機能が搭載されたモデルを検討することをおすすめします。
POINT2:サイズの選び方
ご自身の身長や体型に合ったサイズの電動アシスト自転車を選ぶことも重要です。最適なサイズを選ぶには、実際に店頭で試し乗りしてみることや、欲しい電動アシスト自転車の乗車適応身長を調べると良いでしょう。
自転車が自分の身長や体型に合っているかどうかを見極めるには、サドルにまたがって両足のつま先が地面に着くかどうかを確認しましょう。電動アシスト自転車は一般的な自転車よりも重量があるので、停止した時にもしっかり車体を支えられるよう、両足が着くものを選択するのがポイントです。
また、同じタイヤサイズでもメーカーによって乗車適応身長が異なる場合があるので、事前に確認しておくことも重要です。
POINT3:バッテリー容量を確認する
バッテリー容量も忘れずに確認しましょう。たとえば1回の走行距離が長い場合、途中で充電することが難しいため、1回の充電で長く走れる大容量のバッテリーを選ぶ必要があります。また、上り坂が多い場合、バッテリー消費は早くなります。このような場合も容量の多いものを選んでおくと安心です。
このように、バッテリー容量を検討する際は、走行距離や坂道の有無を調べて、用途や使い方に対して十分かどうかを確認すると良いでしょう。
なお、バッテリーは消耗品です。使い方によっては3年程度で容量が半分以下に、また約700回~900回の充放電でも容量は購入時の半分以下になる可能性があります。1回の満充電で走行できる距離が著しく短くなったときや、走行できなくなったときはバッテリーの寿命となり交換が必要になります。
その他:必要なオプションパーツも確認する
必要なオプションパーツも確認しておきましょう。たとえば、買い物袋や通勤・通学カバンを保護するためのバスケットカバーや、自転車を保護するサイクルカバー、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となったことにより運転する人のヘルメット、子乗せモデルの場合はお子さまを乗せる際に必要な幼児用ヘルメットなどです。また、予備用バッテリーもあると万が一の時に安心です。
欲しい商品に必要なアクセサリーが搭載されているか、または後付けできるかなどを含めて確認しましょう。
購入前に確認すべき注意点

電動アシスト自転車は、購入前に確認しておくべき事項がいくつかあります。知らずにいると思わぬトラブルにつながることもあるので、購入前に確認しておきましょう。
駐輪場の確保
電動アシスト自転車は一般的な自転車よりも重く、幅を取る場合があります。戸建てに住んでいる方であればそこまで気にする必要はありませんが、マンションなどの駐輪場は電動アシスト自転車用には作られていない場合もあるので注意が必要です。ラック式の駐輪場に停めようとすると、両サイドのラックが使用できなくなったり、自転車のセンサーがラックと干渉して破損してしまったりするおそれがありますので事前に駐輪場の確認をしておくと良いでしょう。
また、電動アシスト自転車は重量があるため、上下2段に自転車を収納するタイプの駐輪場の場合、1人の力では上げ下ろしが困難かもしれませんので、下の段に駐輪できるようにすると良いでしょう。
マンションやアパート住まいの方は購入前に電動アシスト自転車の置き場所を確保できるかどうか、2段式ラックの場合は下の段に空きがあるかどうかを確認しておきましょう。
防犯登録
防犯登録は、一般的に購入した店舗で行ってもらえますが、「自転車防犯登録所」の看板が掲示してある防犯登録所(自転車店・スーパー・ホームセンター等)で行うこともできます。自転車の防犯登録は、法律に基づいて利用者に義務付けられたものです。登録しておくことで、盗難にあった際には探してもらいやすくなり、仮に放置されていた場合にも、防犯登録番号によって所有者を割り出し、連絡してもらえる可能性があります。
防犯登録は、各都道府県で行われるので、県外などへの引っ越しにより住所が変わった際には再度登録が必要です。それぞれで有効期限も定められており、期限が切れたら再登録が必要ですので注意しましょう。
※防犯登録料は都道府県によって違うため、お住まいの地域の情報をご確認ください。
保険について
電動アシスト自転車を購入したら、保険に加入することを考えておくことも大切です。
自治体によっては、自転車保険への加入を義務化しているケースもあります。お住まいの自治体の条例を確認し、自転車事故に対応した保険に加入して備えておくことも考えておきましょう。
タイプ別に紹介!パナソニックの電動アシスト自転車
ここからは、用途や目的別に、おすすめのパナソニックの電動アシスト自転車と主な特長をご紹介します。選ぶ際の参考にしてみてください。
いつも見守れて子どもとおしゃべりしながらお出かけできる!「子乗せタイプ」

ギュット・クルーム・EX
218,000円
200,000円
「ギュット・クルーム・EX」は、お子さまをしっかり見守りながら、おしゃべりも楽しめる子乗せタイプの電動アシスト自転車です。
電子キーをかばんやポケットに入れたままでも、通信エリア内※1で電源ボタンを押すことで自動解錠できる機能「ラクイック」機能は、お子さま連れの忙しい朝に便利です。
シートクッション・サンシェード・メッシュフットカバーが標準装備されたチャイルドシートは、お子さまの快適性に配慮。
また、アシストの力強さと軽量化を両立した2軸モーター「カルパワードライブユニット」機能を搭載。坂道でもスムーズかつパワフルに走行でき、急発進を防ぐ安心の漕ぎ出しで、平地や荷物がない時はやさしくアシストします。
お買い物に最適な装備が満載!「ショッピングタイプ」

ビビ・DX
143,000円

「ビビ・DX」は、快適に走行できる装備が満載のロングセラーモデル。楽に漕ぎ出すことができ、急発進も防げる「カルパワードライブユニット」は、従来のモデル※2よりも900g軽量化され、さらなる快適走行を実現しています。

また、スタンドを立てるのと同時にハンドルが固定※3される機能「スタピタ2S」は、駐輪時にハンドルがロックされてふらつきにくくなるので、荷物の乗せ下ろしも簡単です。

さらに、大容量サイズの「大型スムースインバスケット3」※4が装備され、まとめ買いにも便利。毎日のお買い物が快適になる機能が充実しています。
1回の充電でたっぷり走れる!「通学モデル」

ティモ・A
150,000円
「ティモ・A」は、16.0Ahバッテリー容量を兼ね備え、1回の充電でたっぷり走行できる電動アシスト自転車です。力強いアシストと軽量化を両立した2軸モーター「カルパワードライブユニット」機能を搭載。また、空気入れタイミングお知らせ機能が搭載されており、タイヤの変形量からモーターが推定し、空気の入れ時を「空気チェック」の表示でお知らせします。

また、スクールバックがおさまりやすく、太い線材を使用した「ワイドロッドバスケット2」※5を装備。毎日の通学時間が快適になるアクティブモデルです。
毎日の通勤通学をスポーツに変える!「スポーツタイプ」

ベロスター
123,000円

「ベロスター」は、スポーツタイプの電動アシスト自転車です。手軽に施錠ができる「サークル錠」や、スポーティーでシンプルな「アルミダイヤモンド型フレーム」、転倒した際にフレームを守る「リプレーサブルエンド」を採用。

また、走行速度やバッテリー残量、残り走行時間や残り走行距離などが表示できる「エコナビ液晶スイッチ4S+」も搭載しており、走行条件によってアシスト力を自動的にコントロールしてくれるので、省エネ運転が実現でき、1回の充電で、長距離走行を可能にします。
手軽に楽しめる電動スポーツバイクとして、スポーティーな走りを体感したい方におすすめのモデルです。
コンパクトで取り回しのしやすい軽量(17.4kg)の電動アシスト自転車!「ファッションタイプ」

プロム
145,000円
[内装3段:BE-FPR031]

ビビ・DX(BE-FD632)※6と比較して約9kg軽量化した「プロム」。小径車輪と軽量アルミフレームを採用し、小回りが利き、取り回しもしやすいのが特長です。
また、パワフルなアシストと軽さを兼ね備えた2軸モーター「カルパワードライブユニット」を採用し、坂道では力強く、平地ではやさしく、幅広いシーンに合わせて最適にアシストします。
リフレクターが一体になった「リトルLEDビームランプ2」を搭載し、暗い道でも広範囲を明るく照らします。登り坂に便利な内装3段モデルも。機能性とおしゃれさを兼ね備えた電動アシスト自転車です。
生活の中に、ココロ躍る時間を創る「ゼオルトシリーズ」

XEALT M5
462,000円
442,000円
アクティブな趣味に最適な「ゼオルトシリーズ」は、険しい道でも上質な走りを追求したハイレスポンスなe-MOUNTAINBIKEです。
中でも「ゼオルト エムファイブ」には、踏み出した瞬間のスピード、急勾配での力強いパワーを実現する「GXドライブユニット」を搭載。路面に合わせてサスペンションの動きを手元のリモートレバー操作でロックできる「フロントサスペンションフォーク」や、走行したまま手元のレバーでサドルの高さを変えられる「ドロッパーシートポスト」も装備。自在な走行を可能にします。また、雨天時でも制動力が落ちにくい「シマノ製油圧ディスクブレーキ」を前後に搭載しており、荒天時でも安定した制動が可能です。
まとめ
一口に電動アシスト自転車と言っても、機能や見た目、適した用途はそれぞれです。今回紹介した選び方のポイントやおすすめの電動アシスト自転車を参考にして、目的に合ったものやお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。自分にぴったりの電動アシスト自転車を選んで、楽しい自転車ライフを送りましょう。
- 後輪サークル錠から最小で約1.2m以内、最大で約3m以内の範囲
- 当社2020年発売モデル
- ハンドルを完全に固定する機能ではありません。
- 高さ:約250mm×奥行:約360mm×幅:約380mm
- 高さ:約220mm×奥行:約310mm×幅:約460mm
- 当社ロングセラーモデル BE-FD632:約27.7kg