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浄水能力が低下する!?
浄水器のカートリッジは交換時期を守ろう

浄水器のカートリッジ

浄水器・整水器に装着されているカートリッジには交換時期があるため、定期的なサイクルで新しいものに取り換える必要があります。処理できる水量が想定されているというのが理由ですが、実際にはどれくらいの水量を浄水器や整水器に通しているのか、なかなか実感しにくいでしょう。そのため、カートリッジの交換時期が過ぎても、気づかず使用を続けている方がいるかもしれません。
そこで今回は、浄水器・整水器のカートリッジ交換の重要性についてご紹介します。

1日どれくらいの飲料水が必要なの?

1日に必要な飲料水

「健康のために、1日あたり○リットルの水分を摂ることが望ましい」とよくいわれますが、人間は1日にどれくらいの飲料水を必要とするのでしょうか?
厚生労働省の「健康のため水を飲もう」推進運動によると、人は1日あたり2.5Lの水分を摂ることが必要とされています。コップ12杯強と考えると、なかなか多く感じますね。
また、飲料水は防災のために備蓄しておくこともすすめられています。東京都の防災ホームページによれば、1日の備蓄量として推奨されている水の量は、1人あたり3Lです。
仕事などで昼間外出していたり、外食したりする場合などを想定すると、家庭においては、1人あたり1日1.5L前後が平均的な飲料水の使用量と考えて良いでしょう。これを1カ月とすると45L、1年では540Lくらいの飲料水が必要になると考えられます。 また、飲み水としてだけでなく調理にも使用することを考えると、家庭における飲料水の使用量はさらに増えるでしょう。
浄水器・整水器をご家庭で使用する場合、カートリッジの交換時期は製品によってそれぞれ異なります。そのため、使用した期間と使用した水の量、どちらで判断すればいいのか分かりにくいかもしれません。

カートリッジ交換は使用期限、使用流量のどちらを優先したらいいのか

浄水器のカートリッジ交換の時期

もし、ご家庭でお使いの浄水器・整水器にカートリッジの交換時期を表示する機能があれば、通水量の目安を超えていない場合でも、時期を優先して交換した方が良いといわれています。
浄水器・整水器を使用する場合、カートリッジを浄水器本体に入れたままにしておくケースが多いと考えられますが、カートリッジを入れっぱなしになっていれば雑菌が発生しやすくなります。そのため、早めに交換することが望ましいといえるでしょう。

しかし、どのような場合でも水量より時期を優先した方が良いのかといえばそうではありません。交換時期の目安となる使用日数に満たない場合も、使った水量が浄水可能量の目安を超えていれば、交換をおすすめします。
なお、浄水器・整水器にカートリッジ交換時期の表示機能がない場合は、使い始めの時期を控えておき、交換時期の目安を守ることを基本に考えましょう。
その他、カートリッジ交換のタイミングを予想する目安は以下の通りです。

  • ・吐水口から出る水の切れが悪くなった場合

    本体内の残水が長期間そのままになっていると、衛生面で好ましくありません。

  • ・吐水口から出る水の切れが悪くなった場合

    水が汚れた状態になっていると判断できれば、時期や使用水量に関わらずカートリッジをすぐに交換した方が良いでしょう。

※必ず対応本体品番をお確かめの上、ご購入ください

こんな使い方はカートリッジの寿命を縮めているかも?

水道水などの汚れや不純物を除去してクリーンな状態にする浄水器・整水器ですが、正しい使用方法を守っていなければ、カートリッジにも負担をかけている可能性があります。以下の使い方はカートリッジの寿命を縮め、交換時期を早めてしまう可能性があるため、注意しましょう。

  • ・長時間の断水があった後、濁った状態のまま水を機器に通している

    あきらかに汚れた状態の水を浄水器・整水器に通せば、カートリッジの負担も大きくなります。断水などで一時的に水道水が濁ってしまった場合は、透明になるまで流してから浄水器・整水器に通すようにしましょう。

おわりに

今回は、浄水器・整水器のカートリッジ交換の目安についてご紹介しました。水道水を直接飲むことに抵抗があるという方は多く、水道水をクリーンにする浄水器・整水器は頼もしい存在のはずです。しかし、使い方を間違ってしまうと、浄水・整水効果が低くなってしまうことも。浄水器・整水器の使い方を守り、カートリッジを適切な時期に交換すれば、浄水器・整水器の性能をより実感できるでしょう。

*写真はイメージです
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