あれっ故障?
FAX機能付き電話機のよくあるトラブルまとめ

メール・SNSでの連絡が一般的となった現代でも、FAXを連絡手段として使用しているご家庭は多いものです。FAX機能付き電話機の多くは、FAX内蔵の親機とコードレス子機で構成されており、とても多機能。そんなFAX機能付き電話機のよくあるトラブルを知っておけば、いざというときに役立つでしょう。
そこでここでは、FAX機能付き電話機の起こりうるトラブルとその原因・対策についてご紹介します。
FAX機能付き電話機の通話に関するトラブル

FAX機能が付いているとはいえ、よく使用するのは通話機能という方が多いのではないでしょうか?
ここでは、FAX機能付き電話機の通話に関するトラブルをまとめています。
子機での通話中に突然電源が切れる原因は?
1.電池パックの充電切れ
コードレスの子機で通話している最中に、子機の電源が落ちてしまうケースです。この場合、子機の電池パックが充電切れを起こしていると予想されます。コードレス子機の電池をフル充電したら、待ち受け時間は約150時間、連続通話時間は約10時間が目安です。 しかし、充電台から取り外した状態で長時間経過していたときなどは、想定外にバッテリーが消耗しており、通話中でも充電切れを起こすことがあります。
2.電池の劣化
購入から年数が経過していれば子機自体の電池が劣化し、充電・通電能力が徐々に低下していることも。使用状況にもよりますが、正しい使い方をしているのに電池の持ちが悪くなったなと感じたら、交換を検討してください。
※必ず対応本体品番をお確かめの上、ご購入ください
親機に備え付けられている電池パックを使用して、停電時でも電話が利用できる「簡易停電通話」対応の製品があります。 このような製品は、突然の停電や災害の備えとして大変有用です。電池パックの予備も準備しておけば、非常時でも安心でしょう。
FAXの送受信に関するトラブル

次に、よく起こりがちなFAX機能のトラブルについてご紹介します。
購入したばかりなのに、FAX受信中にインクフィルムが切れた
FAX機能付き電話機を購入すると、新品のインクフィルムが付いていますが、このインクフィルムはお試し用で別売の替えインクフィルムよりも長さが短いのです。 長さの短いお試し用のインクフィルムは、消耗スピードも早いことが予想されるため、予備のインクフィルムも購入しておくと安心でしょう。
印字がかすれる、紙詰まりが起こる
純正品以外のインクフィルムを使用すると、文字がかすれたり紙詰まりを起こしたりすることがあるかもしれません。 どうしても純正品のインクフィルムが手に入らないとき以外は、できるだけ純正品のインクフィルムを選びましょう。
※必ず対応本体品番をお確かめの上、ご購入ください
また、本体の読み取り部分にごみやホコリが付着している場合でも、印字にかすれ・つぶれが起こるケースがあります。 そのため、読み取り部分はこまめに柔らかい布で拭き、クリーニングしてください。
FAXが送信できないときの原因は?
FAX付き電話機を利用していて最も多いトラブルが、FAX送信のエラーではないでしょうか。そこで、FAXが送信できない、または送信してもエラーになる場合に想定できる原因をお伝えします。
1.原稿が正しくセットされていない
説明書を確認し、その手順通りにもう1度正しくセットし直しましょう。
2.相手がFAX受信状態になっていない
これは相手側の都合ですし、機器に異常や故障が見られるわけではありません。相手がFAXを受けられない状態であれば、相手に電話して受信状態になっているか確認しましょう。
3.相手が話し中だった
相手が話し中のときやFAXを送受信しているときは、こちらからFAXを送信することはできません。しばらく待ってから再送しましょう。
4.相手が非通知電話を拒否に設定中でを利用中で、こちらが電話番号を通知していない
非通知電話着信拒否とは、迷惑電話対策の1つです。発信者が番号を非通知にしている場合、その着信を拒否できるサービス。よって、こちらが番号を通知していない状態で、相手も非通知電話着信拒否を利用中しているときはFAXの送受信が不可能になります。
おわりに
今回ご紹介した、FAX機能付き電話機のトラブルは故障ではないため、適切な対処法をあらかじめ知っておけばご自分でも対応できるでしょう。まずは、なぜこれらの事態が起こってしまったのか、あわてずに原因を突き止めることが大切です。しかし、製品によって扱い方も異なるため、購入元の公式ホームページや説明書をよく確認してください。
上記をいずれもご確認くださいましても、トラブルが解消されない場合は、
以下の「Panasonic ファクスのお問い合わせ窓口はこちら」よりお問い合わせをお願いいたします。